Satoka’s レシピ #1 かぼちゃとココナッツプリン

2018.10.31

こんにちは。

デイリーフードアーティスト・料理家の臼倉里佳です。

ハロウィンの時期になるとかぼちゃのスイーツが作りたくなります。
かぼちゃにはビタミンB群やカロテンが豊富で、現代生活では摂取過多になっているナトリウムを排出してくれるカリウムも多く含んでいます。
そんな栄養豊富なかぼちゃとココナツミルクを使った、混ぜるだけの簡単プリンは、ハロウィンの日のデザートにいかがでしょうか。

かぼちゃとココナッツプリンのレシピ

材料(直径6cmのココット6個分):
・蒸したかぼちゃ(皮は取り除く) 130g
・ココナツミルク(よくかき混ぜてから計量)  120g
・ココナツシュガー  12g
・卵 1個
・カラメルソースを作る場合は、ココナツシュガー 30g・水 大さじ2

作り方:
1)蒸したかぼちゃは、スプーンやヘラで軽く潰しておく。

2)ボウルに全ての材料を入れ、バーミックスなどのハンドブレンダーで滑らかになるまで混ぜる。ハンドブレンダーがない場合は、全ての材料を混ぜた後にザルなどで漉しても良い。

3)ココットに分けて流し入れ、150度に予熱したオーブンで30分程湯煎焼きにする。
(湯煎焼き・・・布巾をしいた天板にココットを並べ、オーブンに入れてから5mm程お湯を張り、オーブン来ないで蒸し焼きにする)

4)粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やす。

5)小さな鍋にカラメルソース用のココナツシュガーと水を入れ、火にかけ飴色になったら火からおろして冷ます。適宜かけていただく。

バーナーがある場合は、プリンの表面にココナツシュガーをふりかけ、バーナーの火で炙ってから冷凍庫で5分程冷やし、ブリュレ状にする。

 

 

ご自宅で作るデザートのメリットとしては、何と言っても自分と家族の好みの量に砂糖を調節できること。
考えているより、ずっと少ない砂糖で、素材とデザートの美味しさを味わうことができます。
冷えている方が甘みを感じやすいプリンなので、冷蔵庫でしっかり冷やしていただくと、仕上げのカラメルの量も少なくてすみます。(カラメルソースはなくてもおいしく召し上がれます)
バーナーを使う場合は、炙った後に冷凍庫で少し冷やして、ぜひパリパリの食感を味えます。
プリンを作る際に、かぼちゃの皮が余りますが、綺麗に残しておけば、お好みの小さな型で形を抜き、仕上げに載せて可愛らしく仕上げることができ、食物繊維もプラスできて一石二鳥な仕上がりに。
イベントや季節を問わず、お子様の栄養補給や家族のおやつに、是非作ってみてください。

 

 

プロフィール
臼倉 里佳 うすくらさとか
デイリーフードアーティスト・料理家
イタリアンレストランや披露宴会場で料理人・企画・商品開発として10年以上勤務。
妊娠出産を経て、人の体を作る栄養や日々の食事の大切さを考えるようになり、
東京都世田谷区でイタリアンを中心としたおもてなし料理と普段の食事への活用を教える料理教室、Cooking Studio-Fin を主宰。
Smart Food協会のインストラクターとして、健康増進と疾病未病につながる知識と調理も教える。