なぜグルテンフリーなのか?

2017.03.01

グルテンというのは小麦、大麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種です。
小麦製品でもちもちとした弾性を出すのがグルテンです。

グルテンには、「グルテン」に反応し、免疫反応として症状がでる人(アレルギー)、「グルテン」を消化・分解できない(グルテン不耐性)、反応して自分の免疫が小腸を攻撃してしまう(セリアック病)などの問題もありますが、そういう疾患がなくても「未消化のグルテンが腸に炎症を起こす」事が大きな問題です。(*リーキガット症候群)

腸に炎症が起こるととバリア機能が破壊され、普通はブロックされるはずの様々な抗原タンパク質が体内に侵入して様々な以下のような症状が現れます。

‐ 季節の変わり目で起こるアレルギー
‐ 消化器系の問題(ガス・下痢・ 便秘・腹部の張り)
‐ 喘息
‐ 更年期障害
‐ 多嚢胞性卵巣症候群
‐ 慢性疲労
‐ 線維筋痛
― うつ症状
‐ 不安障害
‐ 自己免疫系疾患(リュウマチ・橋本病・ループス・乾癬・セリアック病)
‐ 自閉症 ‐ ADD/ADHD
‐ カンジタ菌(異常増殖)
‐ ニキビ
‐ 湿疹

そのリスクがあるために“悪いものを摂らない”という代官山サラダのポリシーのもと、グルテンフリーを徹底しています。

ちなみに小麦に関して言えば、グルテンだけでなく、
・輸入小麦のポストハーベストの問題
・遺伝子組み換えの問題、
・品種改良による血糖値を急激な上昇させ、その後に低血糖を引き起こす問題
・中毒性の問題
などもあります。

グルテンを控える食生活をしている人がたまに摂取すると食後にひどい眠気や疲れ、むくみや肌あれなどがおこり、やっぱりカラダによくないなと実感したりもします。

小麦が含まれている食品が溢れていますし、なによりもおいしいものが多いので、なかなかグルテンを抜くのは難しいですが、グルテンを抜くだけで、肌の調子や体調もよくなったりしますので、試してみてください。