特別セミナー報告(2018.8.5)

2018.08.12

こんにちは、ドクターズテーブルのヒナコです。

8/5に中戸川先生によるドクターズテーブル×代官山クリニックの特別セミナーを行いました。

テーマは現代の食生活におけるミネラル不足と添加物についてでした。

現代食品の三大欠陥によるミネラル不足!!
最近は添加物や保存料を気にする方が増えてきましたね。
しかし、その前に知らなくてはいけない事は、現代のコンビニ食やスーパーの食材ではミネラルが足りないということです。
ミネラルが不足すると成長障害を起こしたり、体の機能が正常に機能しなくなったと発病のリスクも高まります。
どんなものによってミネラルが不足しがちなのか、どんな食材を選ぶべきなのかを知って、ミネラルを意識した食生活にしていきましょう。

欠乏理由1「水煮パックやカット野菜の増加」
スーパーには、便利なカット野菜や水煮パックが多くあります。
それらは、必要以上の洗浄されていて、また茹でるなどの工程の中でミネラルが水に溶け込み野菜からは抜けきってしまうのです。
ですから、食物繊維は摂れるかもしれませんが、野菜の栄養・ミネラルは摂れません。
プラス洗浄には次亜塩素酸ナトリウムなどを使い殺菌もされていて、野菜に付着していますので、それらは腸内環境にも影響します。

また冷凍野菜も同様です。「加熱していません」という表示があっても裏を見ると「下茹でしてあります」と書いてあるものもあります。
下茹での段階でもうミネラルはそのゆで汁に出てしまい、野菜のミネラルはなくなっています。

 

ミネラルが抜けきった「ミネラルゼロ食材」

飲食店やお惣菜・お弁当もこのようなミネラルがない野菜を使っている場合が多いです。
コンビニのお弁当は特にミネラルが不足しており、たとえ品数が多い豪華なお弁当でも必要なミネラル摂取量には達しません。
スーパーのお惣菜も同様です。

色鮮やかなお弁当・お惣菜はミネラルが抜けきっている!
ミネラルが抜けてしまっているかどうかは野菜の色鮮やかさで分かります。
お弁当やお惣菜のかぼちゃの黄色、野菜の緑、人参のオレンジなど色鮮やかでとてもおいしそうに見えますがそれらはミネラルが抜けてしまっているため、時間が経っても綺麗な色で保たれているのです。
ミネラルが入っている野菜で作っていた場合、色がくすんで全体的に茶色のような見た目になります。
ですので、見分ける時には野菜の色鮮やかさで見分けましょう。

欠乏理由2「精製食品の増加」

油にもミネラルがあります。
ですがスーパー売られている油の多くはミネラルが抜かれた「精製油」です。
サラダ油などがその代表で、精製度が高く、材料がなたねや大豆であってもミネラルは入っていません。
ミネラルが入った油は胃もたれや胸やけしにくいですが、油のミネラルは不純物とされ、濁ったり泡立ったり色がついたりと扱いにくいため製品化する時に排除されてしまいます。

また、ヨーグルトにも「脂肪ゼロ」よくある「脂肪ゼロ=ミネラルゼロ」のもは注意が必要です。
体内で脂肪を分解したり運んだりする役目のあるミネラルが抜けれていて、ダイエットにいいと思われがちですが、効果があるとは言えません。
脂肪ゼロのヨーグルトには人工甘味料や添加物が入っているため、普通のヨーグルトより悪いといっても過言ではないでしょう。

油の見分け方
「さっぱり」「油っこくない」「油っぽくない」などの表記がある製品は精製油だと思っていいでしょう。
ですから、製品の歌い文句や書かれているもの、裏の表示などをよくチェックしましょう。

バター風味の油を買うならバターを買おう!
業務用オイルやスーパーにあるバター風味のマーガリンなど、これらはサラダ油同様に植物油脂や乳化剤などを原料につくられています。もちろんミネラルゼロです。そのような食品を買うならば普通のバターを買いましょう。

精製原材料でかさ増しされた食品
安い霜ふり肉・コンビニのフライドチキン・激安とろほっけなどの商品は製品化する時に水・でんぷん・増粘剤・精製油などを使い、注射加工や霜ふり加工によってかさ増しされています。その加工によって柔らかさや霜ふり肉をつくっています。
ですのであまりに安い食材やレトルトの肉製品は避けるようにしましょう。

欠乏理由3「リン酸塩を使った食品の増加」

リン酸塩とは、毒性はありませんがミネラルと結合して、体外へ排出させてしまいます。
つまり栄養として身体に吸収されないのです。
そしてやっかいなことに乳化剤、Ph調整剤などに隠れてして、リン酸塩は表示されていないことも多く分かりにくい場合が多いです。

どんな食品に多いのか
リン酸塩はプリプリさせる添加物です。
ゼリーやプリン、ケーキ類のデザート、ホイップクリーム、パン、缶詰、とんかつやから揚げなどの冷凍食品、コーヒーにいれるミルクやお砂糖、ソーセージ、お弁当など…多くの食品に使われています。
✖メタリン酸Na
✖リン酸塩
✖ピロリン酸ナトリウム
表示を見て上記のものが書いてあった場合は避けるか、デザートに入っているなら食事とは時間差を空けて食べるようにしましょう。

ミネラルが不足すると…

カルシウム:骨粗しょう症、肩こり、腰痛、神経過敏
マグネシウム:動悸、不整脈、神経過敏、躁鬱、うつ病
鉄:鉄欠乏性貧血、疲れやすい、頭痛、動悸、食欲不振
亜鉛:成長障害、貧血、味覚異常、皮膚炎、性機能の低下
銅:貧血、毛髪以上、成長障害
マンガン:骨の発育不良、生殖機能の低下
クロム:糖尿病、脳質異常症
モリブデン:発がんの可能性
カリウム:高血圧、疲れやすい、むくみ、心疾患

上記のようにマグネシウムはうつ病など精神疾患に関係が深く、欠乏すると神経伝達物質(セロトニン,ドーパミン,ノルアドレナリンなど)が作れなくなってしまいます。

 

サプリメントでミネラルを摂る事はあまり良くない
ミネラルが足りていないなら、サプリメントで摂ったらいいと思う方は多いかもしれません。
微量のミネラルはサプリメントで摂りにくいミネラルもあるため、食事で摂ることがファーストチョイスです。
その上でサプリメントで摂りたい場合はドラックストアなどで一般的に販売されているサプリメントは添加物だらけのものも多く売られています。
サプリメントを服用したいときは医療機関できちんと処方されたものを飲むことをお勧めいたします。
代官山クリニックでもサプリメントを取り扱っていますので、気になる方はお問合せ下さい。

ミネラルの観点から見た食材選び

① 砂糖
「粗糖」や「洗双糖」と書かれたものを選ぶ。
良い砂糖は実際に火をつけてみると燃えますが、ミネラルの入っていないグラニュー糖や三温糖など良くない砂糖は燃えず溶けるだけです。
✖グラニュー糖 ✖三温糖 ✖白い砂糖 △黒糖

② 水・お茶や清涼飲料水

「純水」と書かれているものはミネラルを抜いた水です。
水道水・純水を使った植物の実験でも純水を使った植物は成長が悪く、人間でもミネラル不足による成長障害がおこる可能性があります。
これは絶対に避けましょう。

「ミネラル入り」のお茶でも、使われている水が「純水」だとミネラルが少ないです。
純水を使ったお茶よりも普通の天然水の方がミネラルは多いという比較結果も出ています。
お茶を買うときは「純水仕立て」や「純水使用」などと書かれていないものを選びましょう。

清涼飲料水の注意する点は他にもあり、先ほど紹介したリン酸や人口甘味料、添加物なども入っています。

トクホはカラダにいい??
「脂肪の吸収を抑える」「排出を増加させる」「コレステロールを抑える」など、さまざまな歌い文句で販売されているトクホドリンクがあります。
ですが、それらはカテキンや難消化性デキストリンを必要以上に多く含みます。
これらはミネラルの吸収を阻害します。
もし飲むのであれば、食事とは離して飲むことをお勧めします。

トクホだから良い、大丈夫といった考えはやめて、本当に良いもの、必要なものを選びましょう。

ここまで現代食品のミネラル不足についてまとめてきました。
便利さや簡単よりも自身の健康を優先させて、今よりももっとミネラルを意識した食生活が出来ると良いですよね。
ぜひ材料選びや食事の時からミネラルを摂れる食材を選んでみてください。