座談会報告2018.6.30 (夏のにおい対策)vol.1

2018.07.15

こんにちは、ドクターズテーブル(f.k.a.代官山サラダ)のスタッフヒナコです。

早くも梅雨が明けて夏がきましたね。

併設の代官山クリニックで行った「夏のにおい対策」がテーマの座談会に参加しました。

特別ゲストに株式会社インテグレイトの龍英明社長が「日焼け止めやデオドラント」についてもお話されたのですが、知らないことばかりだったので、皆さんにも知っていただきたいと思います。

 

日焼け止めの落とし穴

日焼け止めはどのようにつくられているか知っていますか?シミや日焼けを気にして使う方が多いと思いますが、市販されている日焼け止めの中には肌の老化を進めたり、肌を荒れさせたりしてしまうものもあるのです。

旧処方の日焼け止めは…

*界面活性剤(イソステアリン酸など)…肌への負担大

*吸収剤(オキシベンゾン,パルソールA)…生殖機能に害

*防腐剤(パラベン,フェノキシエタノールなど)…発がん性あり

などが入っています。

界面活性剤は肌への負担が大きいです。日光を浴びると活性酸素が発生し肌の老化も進め、肌荒れも起こします。

吸収剤は生殖機能に害を及ぼす心配があります。また、最近はハワイで吸収剤を使った日焼け止めを販売禁止にしたことが話題となり注目を浴びました。理由は、サンゴを破壊するからというもの。

防腐剤は、発がんのリスクが高まる心配があり、体に有害とされています。

 

最近は、吸収剤の代わりに散乱剤が使われているものも多いです。

ですが、その散乱剤も体に良いものではありません。

散乱剤は…酸化チタンと酸化亜鉛を使っており、油にのみ溶ける散乱剤は塗った後落とすときや洗顔時に大きな負担がかかります。またベタベとした感触が特徴です。

 

肌のことを考えて使っている日焼け止めが逆に肌の状態を悪化させているとなると、毎日使うのも不安になりますよね。

 

「SPFが高い=効き目が高い」は間違い!

日焼け止めにはSPF50など効果持続時間の目安が表示されています。

数値が高いほど効き目があると勘違いしている人は多いですが、それは間違いです。

SPFが高いほど皮膚への負担が大きく、ダメージも大きいです。

そもそもSPFは、SPF1=約20分、UV-Bを防げるということ。

例えば、SPF30ならば、30×20=600分(10時間)防げるということです。

一般の人が10時間以上外にい続けることはあるでしょうか。あまりないですよね。

日焼け止めは汗などで流れ落ちますので、SPFの低いものをこまめに塗るのが一番良い使い方です。

汗などで落ちるのであれば、ウォータープルーフを使えばという方もいますが、ウォータープルーフのものはクレンジングを使ってよく落とさなくてはいけないので、肌へのダメージが大きいので、日常使いではお勧めできません。

 

日焼け止めの選び方

1.肌に負担がないもの(SPF30以下)

2.界面活性剤、吸収剤、防腐剤を使っていないもの

 

代官山クリニックで唯一取り扱いをしているのが、ZEALCOSMETICSの日焼け止め、「ジェントルUVジェル」です。

この日焼け止めは、完全な水溶性ノンケミカル・ノンオイル・ノンシリコンの日焼け止めです。酸化チタンと酸化亜鉛も使用せず、酸化セリウムをプラチナコーティングすることで察生酸素が発生しないつくりになっています。

また、シミの原因ともいわれるメラニンは体に必要な量を残し、不必要なメラニンは残さない適度なバランスを保ってくれます。

SPF27で、クレンジングや石鹸を使わなくてもお湯で落とせるので、肌にとてもやさしいのです。

 

メイクをしていると日焼け止めを重ね塗りできない?!

女性はメイクをしますよね。

メイクをしていると上から重ね塗り出来ないという方は多いと思います。メ

イクももちろん肌へ負担をかけています。また、今まで紹介したように化粧品にも界面活性剤や防腐剤なども含まれています。

ですから化粧品も買う時には安全なものを選びましょう。

メイクをしないことが一番の理想ですが、どうしてもメイクしたい方はなるべく薄いメイクで、日焼け止めはこまめに重ね塗りし、簡単なメイク直しをするといった程度が良いのではないでしょうか。

 

当店でも日焼け止めを販売させていただいております。気になる方はスタッフまでお尋ねくださいね。

 

次のブログでは、デオドラント製品についてまとめます。お楽しみに。